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一人暮らしのバックアップ

認知症は知的機能が低下しますので24時間の見守りや援助が必要となります。そのため一人暮らしの人が認知症になった場合、家族と同居するか施設に入る方が安全です。 身寄りがいない場合や本人が自宅に留まることを強く望む場合には、規則正しい生活を送ることは難しく体調を崩しがちになります。部屋の掃除屋ゴミ出しも行き届かなくなり家中ゴミで埋まり悪臭を放つことも。冷蔵庫の中のものが腐り、トイレが詰まり使えなくなりくらしを維持することが困難な状態に陥ることは珍しいことではありません。 生活を支えるためには、万全のケア体制を整える必要があります。 - いざというときの緊急連絡先 - 食事は配食サービスを -    介護保険サービス(ホームヘルパーによる食事、入浴、排泄、家事) -    訪問診療、訪問看護 -    訪問薬局 -    成年後見人による資産管理 - 信頼の置けるカギ管理 - 徘徊に備えて地域包括支援センタ 警察、自治会へ事前連絡 クリス ジョウ

デイサービへ行きたがらない

デイサービスへ行きたがらないご利用者さまが案外多い。理由としてはデイサービスへの先入観、新しい環境に対する不安、出かけることが億劫だといったところが考えられます。また、年齢的に高い高齢者ばかり、合唱やおりがみなどのレクリエーションが幼稚でつまらないと思う人も多い。家族が一番やってはいけないことは無理やり連れていくことです。施設の人に、本人が機嫌よく行けるような方法があるか相談してみましょう。話し合いの際に認知症の人にも加わってもらうと仕事に行くような間隔でスムーズに通所できる人もいるそうです。施設になれるまで家族が連れ添って行き一緒に利用するのもいいでしょう。また、機能改善や予防の観点から石に話してもらうのもいいでしょう。手を尽くして行ってもらっても認知症の人が本心から行きたがっていないようなら利用をいったん中止し、時期を見て改めて検討することも考えましょう。クリス ジョウ

オレオレ詐欺

高齢者、独居老人が増える中で、高齢者を狙った詐欺事件があとを絶ちません。得に判断力が低下した認知症の人は、標的にされやすい。10年ほど前から指定金融口座に振り込ませる振り込ませる振り込め詐欺が社会問題になっていますが、最近では自宅まで現金を受け取りにくる手渡し詐欺も多発しています。また、宅配便で現金を遅らせる手口も増えています。この場合現金を贈ったという証拠が残らないのでお金を取り戻す事は非常に困難。この外リフォーム詐欺や悪質な訪問詐欺などがある。 認知症の人の座阿多さんを守るためには、成年後見制度を利用すると良いでしょう。判断する力が不十分となった人に対して法律で認められた後見人を決めて法律に関わる手続きは後見人の同意がなければできなようにした制度です。このほか任意後見制度があり本人が十分判断力がある家に信頼できる人に任意後見人担ってもらうよう事前に契約を結んでおくものです。これは公正証書として交渉人が契約書を作成します。 クリス ジョウ

万引

記憶障害が進むと計算力も低下してきます。特に引き算が難しくなるのでいくら支払えばいいのか見当がつかず、小額の買い物にも毎回紙幣を出して釣銭は使わず貯まる一方。 計算ができなくてもお金を支払わなければならないことも分からなくなると商品を勝手に持ち出してしまったり万引ざたになることもあります。 買い物で起こしやすいその他の問題には見せまでの生き方がわからない、何を買いに来たのか忘れた、店の商品コーナーがわからない、レジがどこにあるのかわからない、同じ物や不必要なものを買い込む、いしきにはないがまんびきをくりかえすなど。 お買い物にはどうこうするとこれらの問題は未然に防げますが、毎回どうこうできるとは限りません。なのでよく行くお店や警察には診断書と写真をもって事情を説明し家族がフォローすることを伝えておくと安心です。    クリス ジョウ

収集グセ

認知症の人はほかの人にとって不用品としか思えない物でも気にいると集めてため込むことがあります。公園の落ち葉や小石、路上に落ちている空き缶や瓶、ごみ場のゴミなど拾ってくるケースが多いようです。家の中では家族がちな買っているものや包装し、紙袋、新聞など集めるようです。エスカレートしてご近所さん宅へ入り込み勝手に持ち出してくることやスーパーなどの商品まで持ってくることがあるようです。台所から食品を持ち出し部屋に溜め込むと不衛生なうえ腐敗したものを口にするかもしれません。食品の有無は注意深く確認しましょう。 収集行動の原因を考えましょう。孤独ならなるべく話し相手になり、やりたがっている事があればやってもらいましょう。やりたくないことは強制しないように。 クリス ジョウ

一つのことに集中してなかなかやめません。

認知症の人によってはある事に集中するとその意識から抜け出せなくなることがあります。例えば、お茶を入れなきゃと思うと家中湯呑みだらけになります。この情動行動には大別にして3つのタイプに分けられます。(1)毎日同じコースを回る。天気が悪くても。コースの途中で同じ偽により同じ物を買う。アルツハイマー型認知症の徘徊と違うのは一人で帰れることです。まだ反社会的な一面が有り、立ち寄った店で魔を引きをしないだろうか、他人の家に入り込んでモノを持ち出していないだろうか注意が必要です。 (2)自分で決めたとおりに暮らさないと不機嫌になります。電車の時刻表の様に予定通りに過ごすことが彼らにとって一番大切な事。 (3)この人たちは毎日同じ食材を買いにでかけ同じ献立を繰り返す。関連するグループは同じ言葉を繰り返す人達や同じ文字を繰り返す人たちや同じ話を繰り返す人たちがいます。 さて、部屋中に湯呑みをおいてきた老人への対応ですが、勝手に片付けてしまっては、老人の気分を害してしまいます。人たおり並べきると気分はお茶からはなります。そのタイミングで片付けましょう。 クリス ジョウ

鏡の中の自分と会話して

鏡に映った自分に反応する症状を鏡現象といいます。鏡に映った自分の姿を正しく認識できないため起こります。これはアルツハイマー型認知症の中期から後期にかけて現れる症状の一つですがそれほど多くの人に見られる現象ではありません。 鏡現象では鏡に映る自分の姿を別な人物だと認識して鏡の中の人物に話しかけたり、手を降ったり、食べ物や飲み物を勧めたりします。鏡に向かって話しかけているだけで特に問題が無いようでしたらそのまま見守りましょう。 鏡の中の人物に敵意を抱く事もあるようです。その人物を攻撃し装置手せることもあります。大声で怒鳴ることも。実際に鏡を割ってしまう事もあります。このような場合、鏡を布でせ覆いかぶせるなどして映らないようにしましょう。テレビやパソコンなどのモニターにもカバーを掛け見えないようにしましょう。夜は窓ガラスにはカーテンを。 クリス ジョウ

突然破壊的になることも。

破壊的、攻撃的な行動には、多くの場合理由があります。時間、場所、状況が分からなくなると認知症の人は不安なり、破壊的、攻撃的な行動に出ます。そんな時家族はまず落ち着くことです。家族も興奮すると逆効果です。 話しかける時は落ち着いて穏やかにゆっくりと話しましょう。認知症の人は否定は強制と捉え怒り出します。興奮させないよう務めても破壊的な行動が続くときは精神科の専門医に相談しましょう。 クリス ジョウ

おむつの快適性

おむつを使うようになり失禁の心配から解放されたと思ったのもつかの間、おむつを外したり、おむつの中に手入れで排泄物に触るなどをする人たちがいます。 おむつを外してしまう原因はいくつが考えられます。おむつが汚れたり蒸れたりして不快。ごわごわして動き難い。違和感があって落ち着かない。おむつは体系や動きにあっていないと違和感が増します。おむつの形状、サイズ、使い方を確認しましょう。オムツフィッター(むつき庵/075-803-1122)へ相談しても良いかも知れません。紙おむつメーカーの中には選び方や使い方をホームページで紹介さしているところもありサンプルを送ってくれる所もあります。 おむつ外し防止用のおむつカバーやつなぎ型の寝間着もありますが、本人の快適性を重視しましょう。 オムツはこまめに交換しましょう。就寝時だけおむつの場合、寝てから2 〜3時間と明方がタイミングです。 クリス ジョウ

続・失禁

動作が緩慢になってきたことが原因でトイレに間に合わず失禁する場合はウエストがファスナーやボタンではなくゴム入りズボンにするなど脱着しやすい衣類に変えてみましょう。排泄が自分で出来なくなった段階なら排泄の解除が必要です。薬局などで市販されているお尻拭きを用意して始末を手伝いましょう。使用したトイレットペーパーを便器いがいの場所に捨ててしまう場合、トイレ専用のゴミ箱を用意しサンプル紙をいれておく。トイレの床や壁などを掃除しやすい素材に変えましょう。改修費は種類によっては介護保険サービスが使える事があるのでケアマネージャーに相談しましょう。 クリス ジョウ

自宅のトイレが分からなくなることがあります。

トイレがわからず違うところで排泄してしまうのは行き先の検討が分からなくなる見当識障害のためと思われます。トイレを間違えやすいのは部屋、廊下の済、浴室、脱衣所、庭などでバケツ、ゴミ箱、洗面台、洗面器などを便器と思い込む人が多いようです。 トイレの場所はわかっていても間に合わなくてやむを得ず手近な場所世で排泄してしまう場合もあります。このほか認知症による記憶が現在から過去へと遡っていく傾向にあるため若い頃様式トイレが無かった人はトイレの場所はわかっていても洋式の使い方が分からず和式をイメージして床にしゃがんでそのまま排泄する人もいます。 トイレの場所は明確にしましょう。たとえば、ベッドルームからトイレまでの上で大きく示し、東レ近くやトイレの照明は昼夜つけておきましょう。トイレのドアは開けておく。本人の排泄リズムを掴んでおいて、ソワソワしだしたらトイレへ誘導しましょう。違う場所をトイレと思いこんでいる人もいます。その場合はポータブルトイレをその場所に設置しましょう。違う場所で排泄しても強い口調で注意したりせず、淡々と対処しましょう。         クリス ジョウ

昼夜逆転はちょっとの工夫で治ります

認知症の人には昼夜逆転現象がよく起こります。原因としては昼間の睡眠時間が長かったり、日中余り活動せず横になる時間が長かったり、寝室が暑買ったり寒かったりなどでも逆転現象は起こります。睡眠時に何回もトイレにいくことも睡眠時の妨げになります。根本的に日中太陽の光に当たってないと夜眠れなくなりがちです。これは体内時計や生活のリズムが乱れるため。また、認知症の人は1つのことに集中するとその思いから抜け出せずこだわりつづ特性があります。 体内時計が乱れているときは午前中に太陽の光をしっかり浴びると(朝)という情報がしっかり体内時計に伝わって補正される働きがあります。昼間は横にならないようにして、趣味の活動をしたり友人とおしゃべりを楽しんだり適度に刺激のある生活をしてもらうといいでしょう。 デイサービスへ行った日は良く眠れるケースも少なくありません。昼夜逆転の人がショートステイで生活リズムを取り戻したケースもあります。 寝る前にぬるめの風呂に入ったり、足湯に浸かるとよく眠るといいます。 明かりを落として床につくと眠れない人もいます。 一人では眠りに付けなくて本人が眠りにつくまで背中をさすってあげているケースも聞きます。         クリス ジョウ

夜中にパジャマのまま外出室してしまったら

認知症の人はときどき夜起き出して徘徊することがあります。自分が今どの時間のどの空間に生きているのかを感じられる認知機能が低下している見当識障害だからです。だから認知症の人がいつもの自分の部屋で寝ているのだということを理解できる工夫が必要です。また、認知症の人は夜でも関係なくで投げようとします。パジャマのままでもです。季節を考慮しないため真冬は薄着のまま外へ出てしまうこともあります。 世や中に目が めて、自分の家であることがわ去りやすくするためには、夜通し他灯りやテレビやラジオ付けておくまと良いでしょう。 夜中に外出する時はコートを着せてあげ、そっと後からついて行き、頃合いを見て(寒いですから家へ泊まってゆきませんか)と声を掛け、一緒に帰りましょう。 夜中に気付かないうちに外出していたら、警察のちからをかりましょう。 クリス ジョウ

知らない町で保護される元気なおばあちゃん

10年ほど前にアルツハイマー認知症を発症しました。もともと足腰が丈夫な方で自転車で気の向くままどこへでも行くおばあちゃんです。ときに走らない土地で保怖さされることも。今では衣服の裏側には住所と名前で電話番号を縫い付けてあり、自治体が配付している蛍光ステッカーを付けています。GPSセンサーンを持たせようとしましたがこれは本人が嫌がったのでやめました。ちょっと目を話すと出かけてしまうので、玄関にセンサーを設置しました。     クリス ジョウ