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7月, 2019の投稿を表示しています

大切なものは自分の目で確認したい

認知症が進むと物忘れが多くなりますたとえば大切にしていたものが本当にあるか絶えず心配になります。例えば、私の着物はどこかしら?疑問に思うと、目の前に無いと心配で探し始めます。桐箪笥を開けると着物が目に入り、一枚一枚取り出して目の前に広げる事で安心するようです。家族からすると、今閉まったばかりなのにと思われるかもしれません。しかし、納得がいくようにしてあげて下さい。同じ症状は長く続くことはありません。時間が許すかぎり一緒にたたみながらそれぞれにまつわるエピソードを語ってもらうと、気持ちも穏やかになり次回からは家族さまのお話にも耳を傾けてもらえるかもしれませ。症状は長く続かないので割り切りが肝心です。         クリス ジョウ

常同行動

今日はお客さまが大勢いらっしゃるということで部屋中に湯呑が散在しています。以前がご主人さまが経営されていた会社でAさんも手伝っていました。これは、認知症による遡って記憶を喪失してしまったケース。Aさんは現役時代に戻っていまお茶の用意をしています。 ここで家族やヘルパーさんがやってはいけないことは、1.今は必要ないので片付ける2.数を減らす。まずは話に乗る。そして、お茶に関心が薄れた頃、片付ける。 こうした、常同行動にはパターンがあります。例えば、常道的周遊/まいにちおなじコースであるきまわる。同じ店で同じ物を買う。時刻表のように決まった時間に決まったことをする。常道的食行動/まいにちおなじメニュー、おなじレシピ。その他、同じ言葉を繰り返す。同じ言葉、同じ文字、を繰り返し言う、書く。このタイプのひとは変化や刺激を嫌います。         クリス ジョウ

鏡現象

アルツハイマー型認知症の中期から後期にかけて現れる現象に鏡現象がある。鏡野中の自分が別人に映るらしい。一緒にお茶を楽しんだり、会話を楽しんだり。人によっては鏡の中の自分に敵意を露わにし鏡を割って大騒ぎになることも。見当識障害も影響してか、寂しさを分かち合う同士にさえ感じる。      クリス ジョウ

実際にいないものが見える

大きな犬が吠えている!うあっ。こっちに飛びかかろうとしてる!現実にはないものが見える(幻視)は認知症の中でも神経細胞にレビー小体型という特殊な物質が沈着して起こる。脳の後頭葉にある視覚野が傷害され、何もなくても見えると認識しまいます。レビー小体型認知症は認知症患者の約20%を占めていて、パーキンソン病のような手足の震え、歩行障害、うつ病のような症状があります。レビー小体型認知症による幻視は立体的でリアル。幻聴がともなうこともある。 レビ小体型認知症は、アルツハイマー型認知度、パーキンソン病うつ病などと誤診されることが多々あります。治療に効果が感じられる場合、医師に相談しましょう。 パーキンソン病のような症状がでるとつまずきやすくなり転倒にも要注意。幻視は周りの人には見えなくても本人には極めてリアル。本人に混乱がなく家族にも影響が無さそうな場合、そうだね、いるね、と話を合わせながら話題を変えると良いでしょう。          クリス ジョウ

性的な言動に困ったら

衝動的な行動を抑えるのは前頭葉の働き。この部分に障害があると衝動を抑制できなくなります。認知症のひとは、前頭葉の働きがよわまっていて、理解力や判断力も低下して行きます。その場で撮ってはいけない行動かどうかも判断できない場合もあります。記憶の逆行のため実年齢より若いつもりでいることがあります。そこで、若い娘さんやヘルパーさんへアプローチすることがあるようです。 高齢者の性的言動に対していやらしいなどと偏見を持つ人がいますが高齢でも感情や性は自然な欲求であることには変わりありません。 本人は悪い意識はないので嫌悪感をあらわにして強い態度で拒否すると混乱を招くでしょう。この場合、テレビをつけるとかまどの外へ話題をふり意識を別の方へ向けさせると良いでしょう。自身で解決できないような場合、まずは、ケアマネージャーへ相談しましょう。ご家族へ相談し辛いこともケアマネージャーへは淡々と話すことができるでしょう。ケアマネージャーも多くの事例を踏まえて適切なアドバイスを下さると思います。         クリス ジョウ

失禁

認知症中期から後期になると人にもよりますが失禁が目立ちはじめます。尿意や便意があっても、脳が識別できなくなることが主な原因、加えて場所や状況解らなくなる見当識障害のためどこでは伊勢ちますればいいか分からず失禁をしてしまうコマつまみあるそうな。本人やなとってもご家族様にとってもショッキングな出来事の始まりとなりますでしょう。このタイミングがオムツの検討時期かも知れません。排泄ケアはびはご本人さまの性別、体型、動き、排泄回数、排泄量などを検討しながら決めます。合わないオムツを使ってしまうと、横モレやかぶれの原因にもなります。最近では、オムツフィッターへ相談するケースが増え、オムツトラブルが減少傾向のようです。また、紙おむつの購入費は医師画必要と認めれば、医療費控除の対象にもなります。         クリス ジョウ

夢をもって第二の人生へ

かかりつけ医から認知症と告げられると多くは、落胆し、不安になり、希望を失います。つまが話しかけても、頭の中は真っ白。こんなときこそ人生の第二ステージが計画できそうなきがします。なんの柵もなく。キット、奥さんはもちろん子どもたちやヤンチャな孫たちも手を貸してくれる日が無いでしょう。        クリス ジョウ

若年性認知症

普段陽気で気さくな人が、ご家族の根気良さに後押しされクリニックへ訪れることがある。診断の結果若年性認知症を告げられ、肩を落としてクリニックを出られる人も少なくない。働き盛りなのになぜ。自問自答を繰り返す。混乱されれるのは高齢者も同じ。それから、怒りっぽくなったり、塞ぎっぽくなったり。こんなとき大切なことは、寄り添うかご家族の気持ちとこの認知症?る   という病気ついての理解。またご自分だけで頑張ろうとしないで充分な休養をとりながら、なかまをつのって情報交換をすることです。認知症は珍しい病気ではなくなりました。この機会に書店へ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?         クリス ジョウ

認知症

このブログは、認知症になやむご本人家族さまへ少しでも明るい日々がおくれるようねがいをこめてつづります。 認知症には様々な症状があります。物忘れ、徘徊、妄想、収集癖、入浴ぎらい、失禁などなど、一見不可解に思われるこれらには、めいかくな理由があることをご存知でしょうか?ご家族さまが認知症を患っておられる人と向き合ってじっくり話し合うことで過去の原因を探し出す事ができるのです。          クリス ジョウ