食事の度ひどくむせるので食べることが嫌になった。

嚥下障害があると食べ物などが気管に入り誤嚥性肺炎を起こしやすくなります。
食べ物を美味しいと思い、よくかんで飲み込むことは脳を活性化させるのでできるだけ口から食べられるよう工夫することが第一です。上手く摂取できない状態が続くと低栄養や脱水になり、褥瘡やせん妄などが発生する確立も高くなります。そのような場合、経管栄養法が検討されます。栄養をいれる経路によっていくつかの種類があります。
鼻ならチューブを入れて流動食を注入する経鼻経管法や内視鏡を使って胃に穴を開けてチューブを設置する胃ろう。まれに小腸に直接いれる空腸ろうもあります。短時間で安全に増設できることから胃ろうをつくるケースが増えています。一方で結果的に生きる意欲が失われたり生かしておく状態が続いて尊厳死の問題に係るという味方もあります。
胃ろうによって全身状態が良くなり、口から食べられるようになる場合もあります。胃ろうは不要になれば閉鎖することもできるので経口摂取にこだわらず、状況が改善された場合はここの状態に合う方法を選択するようにしましょう。
        クリス ジョウ

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