困ったもんだ−なんでもくちにいれてしまう

食べ物以外のものも食べようとする異食の原因は、判断力の低下や見当識障害である記憶障害などと言われています。食事をしても満腹感が得られず、嗅覚や味覚がにぶって、食べ物かどうかも分からない。退屈し脱ぎに近くにあるものをくちに入れてしまう人もいます。また、脳の障害部位によってはなんでも口に持っていく症状がでることもあります。
ティッシュ、花、石鹸、土、ゴミ、ベッドのスポンジなどあらゆる物が異食の対象です。おむつや便を口にすることもあります。とくに洗剤、漂白剤、たばこ、殺虫剤、薬品など口に入れないよう注意しなければなりません。
異食を見つけると叱りがちだがそれは逆効果。驚いて喉に詰まらせてしまうこともあります。無理に口から出させようとすると嫌がるのです変わりの食べ物を渡して取り替えてもらうなどなるべく口から出すよう促しましょう。
お腹が空いて食べる物を探しているようなら食事が足りてるかどうか見直しましょう。食事が十分なら低カロリーのおやつを用意しましょう。手持ち無沙汰で何となく口に入れてしまうときは話し相手になり、散歩するなり、食べることから関心を反らしましょう。
         クリス ジョウ

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