おじいちゃんは甘いものが好き

認知症は記憶力とともに判断力も低下するため、栄養のバランスを考えて食べることが難しくなります。味覚障害も起こりやすく甘味、酸味、塩見、苦味、旨味の基本の味のなかでも甘味は認知症が進んでも最後まで残るようです。
特定の味に限らず、テーブルに料理が何品が並んでいても同じ料理しか食べない場合、一品を最後まで食べきらないと気が済まなくなったり、ご飯、おかず、汁物などバランスよく食べることがいいことだと分からなくなっていることがあります。
また、脳梗塞や脳の萎縮などが視神経に影響を及ぼして視野狭窄になっていると、テーブル全体が視野に入らず見える範囲の料理歯科認識できないこともたります。食事は1日3食トータルで考える。バランスが極端に悪くなければあまり心配はいりません。バランス良く食べることを執拗にせってくするのではなく、むりなくほかのまのをたべてもらう工夫をするとよいでしょう。おかずを食べない人でもご飯の上に載せると食べることがあります。ただ、食べている最中に横からおかずを乗せられると不機嫌になる人もいるので最初から丼物風に具を載せていると良いでしょう。また、次何を食べればよいか分かりやすいように、漬物もありますよ…スープは美味しいですね…など声をかけながら一緒に食べると良いかも知れません。
         クリス ジョウ

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