大切なものは自分の目で確認したい

認知症が進むと物忘れが多くなりますたとえば大切にしていたものが本当にあるか絶えず心配になります。例えば、私の着物はどこかしら?疑問に思うと、目の前に無いと心配で探し始めます。桐箪笥を開けると着物が目に入り、一枚一枚取り出して目の前に広げる事で安心するようです。家族からすると、今閉まったばかりなのにと思われるかもしれません。しかし、納得がいくようにしてあげて下さい。同じ症状は長く続くことはありません。時間が許すかぎり一緒にたたみながらそれぞれにまつわるエピソードを語ってもらうと、気持ちも穏やかになり次回からは家族さまのお話にも耳を傾けてもらえるかもしれませ。症状は長く続かないので割り切りが肝心です。
        クリス ジョウ

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